「3.11特別企画展 みちのうえ」を開催しました!
今年も、「3.11特別企画展 みちのうえ - 立ち止まる、振り返る。また歩き出す。ー」を開催しました。
多くのひとの人生が変わった3月11日。
だからこそ、毎年この日は、歩みを止めて、荷を下ろし、これまで歩んできた道を振り返る日にしよう。
自分の想いを整理し認めたり、大切な誰かに想いを馳せられるように。
そしてまた始まる新たな日々を歩むための1日にしよう。。。
そんな思いから開催している企画展です。
2024年2月14日(水)~3月18日(月)の期間中、多くのみなさまに足を運んでいただき、どうもありがとうございました!
● あの時の自分に宛てた一言メッセージ
今の私から、2011年3月11日のあの時の自分へ宛てたメッセージを、小さなカードに書いてもらいました。
ボードいっぱいに貼られたひとつひとつのメッセージから、様々な想いが感じられ、人の温かさや当たり前だったことの大切さを感じることができ、胸が熱くなります。。。
● 楢葉町の写真展
震災前の昔懐かしいお祭りや風景など、後世に残したい写真を町民のみなさまに提供していただきました。
1枚の写真が、自分の記憶や思い出と結び付き、振り返ることができるのが写真展の良さではないでしょうか。
「お祭り、復活してほしい!」「こんな面白い伝統があったんだ!」などなど、たくさんのコメントが寄せられました。
● ならは31人の”生”の物語
震災でみんなの人生が大きく変わってしまいました。一人ひとり、それぞれに色々な想いとともに過ごした13年・・・グッとくるものがあります。そして、この物語を読んでいる自分自身の13年とも重ね合わさずにはいられません。。。「そのままの想いを知れてよかった」と町内外からたくさんの感想をいただきました。
● みんなの寄り道展
震災前の風景を、来館者のコメントをもとに地図上に再現しました。「この金物屋さんでは、帰り道にお水をもらったなぁ」「この酒屋さんでは店先でお酒が飲めたよね」と思い出を語り合い、懐かしむ姿が印象的でした。
● 時を超えてあなたに届く手紙
5年後・10年後の自分や大切なだれかに宛てた手紙を一生懸命書いていました。言葉一つひとつに大切な想いを込めて。。。仲良しのお友達は、「10年後も仲良しでいようね!」とお互いに宛てた手紙を一緒にポストに投函していました♪
● 「自分史年表」づくり
インタビューをもとに、生まれてから入学、就職、震災・・・と年表に書き記し、写真やエピソードを盛り込んでいきます。「影響を受けた人は?」「一番感動した出来事は?」など、人となりがわかるQ&Aコーナーもあり、一味違った「自分史年表」が出来上がりました。
● 絵本読み聞かせ
震災にちなんだ絵本を、楢葉町図書室司書の坂本さんに絵本を読み聞かせしていただきました。絵本にちなんで、ここなら商店街アルジャーノンさん特製のパンにお絵描きするワークショップも、親子そろって楽しみました!
来年の「3.11特別企画展 みちのうえ」も、乞うご期待です!!